続報：釜山慰安婦少女像付近の垂れ幕を切り裂いた男性を拘束　犯行理由は……

釜山の日本領事館前に設置された慰安婦少女像周辺の垂れ幕4つが切り裂かれているのが6日分かった。この垂れ幕は市民団体が用意したもの。

6日の朝8時頃、釜山東区日本領事館前慰安婦少女像の周辺にかかっていた垂れ幕8つのうち4つが切り裂かれており、それを発見した市民が通報した。

これらの垂れ幕は買ったナイフのような鋭利な刃物で切り裂かれていた。垂れ幕は日米韓軍事同盟撤回、日韓政府の慰安婦合意撤回、日本の謝罪などを求め、日本領事館前慰安婦少女像設置のために力をあわせてくれた市民に対する感謝が書かれていた。

少女像推進委員会の広報担当であるユンヨンジョ釜山民族一つ政策局長は「昨日の夜までは垂れ幕は普通だったが、朝に切り裂かれた状態で発見されたことから、夜の間に誰かが故意に切り裂いたものとみられる」と述べた。

少女像推進委員会はこれを受け、管轄釜山東部警察署に捜査を要請。警察は日本領事館周辺に設置された監視カメラなどを分析し、容疑者を捜している。

この慰安婦少女像は2016年12月30日、現地警察と揉め撤去を余儀なくされたが結局設置に至った。現在はボランティアが午後4時から6時まで周辺を守っている。

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