山東省に住んでいる少年はインターネット放送で知り合った女性配信者と知り合い恋に落ちた。
このネット放送の配信者はほとんどが女性で、リスナーからギフトと呼ばれる投げ銭を受け取るために踊ったり歌ったり、ときにはセクシーな服装で食事をしたりする。

彼女らにギフトをプレゼントする8割以上が男性で、人気配信者の場合は月に10万元（約162万円）以上稼ぐ事ができる。

この少年も女性配信者にギフトするために、アルバイトをして稼いでそのお金を全てギフトに注ぎ込んだ。しかし女性配信者が振り向いてもらうためにより多くのお金が必要だと思い、高価なギフトを買うのに、家族の預金にまで手を出してしまった。

女性配信者に惚れた少年は、彼女との関係を維持するために21万元（約341万円）を払った。実際に8月にその女性は少年に「自分の人気を更にあげるために更にお金が必要なの」と更にお金を要求した。

そのときに使ったお金が26万元（約422万円）を超え、これは少年の親が親戚から借りていたお金も含まれており、新しい家を買うために用意した契約金だった。

10月19日に、少年の父親はお金を送金しようをするも口座のお金が全て無くなっていることに気付いた。
父は「息子はうつ病でIQも低い知的障害だ（実際は知的障害ではない）」として配信サイトにお金を返してもらうように交渉したが結局お金は返って来ることは無かった。

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