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佐野研二郎にメガネ写真を盗用されたGLAFASが反撃開始 「メガネは1つ1つ異なり同じ写真を撮るのは不可能」



佐野研二郎氏が2013年に多摩美術大学のポスターとして制作した「MADE BY HANDS.」の一部が盗用ではないかと言われている。その中の内、手で犬の影絵を作るデザインと、メガネのデザインが他人の盗用の疑いがある。

特にメガネのデザインの方はメガネ写真をそのまま流用したと言われており、撮影したとされるサイトGLAFAS(グラファス)に掲載された写真を流用した疑いが濃厚である。しかし佐野研二郎氏はこれを真っ向から否定し事務所が自ら撮影したと主張している。

これに対してGLAFAS側が反撃を行い記事を掲載した。その内容は「佐野研二郎氏がアートディレクターを務めた多摩美術大学の広告にGLAFAS(グラファス)の写真が使用されたかも?という件について検証してみた」というもの。

まずメガネという物は左右対称でなく、フレームやレンズ鼻パットまで全て対象でないと説明。盗用された疑いのある写真も同様に左右が対称でなく、フレームが左右で異なる。佐野研二郎氏のポスターはGLAFASに掲載されたメガネ同様に、鼻パッド(鼻あて)やテンプル(つる)の形状、レンズのウズの出方などが一致しているという。

それだけでなくナットの大きさが左右非対称であること、フレームに乗っているホコリなども完全に一致。また全く同じ写真を撮るのは不可能に近いと説明している。
メガネは同じ物がほぼ存在せず、同じ写真を撮影するのもほぼ不可能。ここまでしても佐野研二郎氏は「自ら撮影した」と主張している。

佐野研二郎氏がアートディレクターを務めた多摩美術大学の広告にGLAFAS(グラファス)の写真が使用されたかも?という件について検証してみた

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※画像はGLAFASより引用

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