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NEWSポストセブンのLINEセキュリティ記事が捏造? 「メールアドレスとパスワードだけでログインできた」



NEWSポストセブンが1月9日に公開した「LINEのやり取り漏れたベッキー 二の舞を防ぐための設定は」という記事の内容に捏造と思われる部分がある。この記事はLINEはスマートフォン以外にPCからもログインが可能だという内容の記事。

30代の女性はPCからログインして夫のLINEの動向を確認していると書かれているが、その30代女性のコメントが次の通り。

「自分のノートPCにLINEアプリをダウンロードして旦那のメールアドレスを入れ、旦那がつけそうなパスワードを入力したらログインできました。旦那がお風呂に入っている間にスマホの設定をこっそり変更してササッとやりました。今では旦那のLINEトークは丸見えです。旦那は設定とか確認しないみたいですね。このあいだも残業じゃなくて遊びにいって遅いんだなとか丸わかりでしたが、今はまだ何も言わないでいます」

さて、おかしいことに気付いただろうか。PC版LINEにログインする際は、メールアドレスとパスワードだけでなく認証番号も必要となる。認証番号はPC版LINEの画面に表示され、それをLINEのスマートフォンで入力しないといけない。認証番号は自分で決めることが出来ず、その都度ランダムで生成されるもの。時間内に入力しないと無効となりログインは不可能。つまりLINEアカウントの持ち主か、その場に持ち主のスマートフォンがないと成り立たないのである。
この認証番号により他人によるログインを防ぐことができるというもの。
記事の中に「旦那がお風呂に入っている間にスマホの設定をこっそり変更してササッとやりました」とあるがこれは認証ではない。認証では設定変更などを行う必要はなく、あくまで4桁の数字を入力するだけ。

そもそもPC版LINEでログインするとスマートフォン版LINEに「PCでLINEにログインしました。ログイン中の端末:(端末名)」と通知が送られて来る。これは意図的にブロックしない限り通知は絶対来る物。

NEWSポストセブンはこの存在を知らずにメールアドレスとパスワードだけでログイン出来ると勘違いし記事を公開。本来ならメールアドレスとパスワードを入力したあとに認証番号が表示されるはず。これをスマートフォン側で入力しないと成り立たないのにそのことは無視されている。

さて、これはどういうことなのだろうか。

NEWSポストセブンといえば過去に存在しないマクドナルドの店舗で記事を書き捏造騒動になったことがある。

LINEのやり取り漏れたベッキー 二の舞を防ぐための設定は
ポストセブンにまた疑問発覚。マクドナルド新宿歌舞伎町店は2009年に閉店していた

  

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