リオパラリンピックに出場した車椅子スプリントのチャンピオン　安楽死する予定だと告白

パラリンピック出場のベルギーの選手が安楽死すると告白。

彼女は難治性脊椎疾患で毎晩苦しんでいた。

ベルギーでは安楽死は合法で葬儀も既に準備している。

関連：リオパラリンピックに出場した車椅子選手　「安楽死は間違い」と会見

リオパラリンピックに出場した車椅子スプリントのベルギーのマリーケ・フェルフールト選手が2016年リオパラリンピックを終えたあと、安楽死の準備入ると報道に伝えた。

ベルギー出身のマリーケ・フェルフールトは、過去のロンドンパラリンピックで金メダルと銀メダルを占めており、車椅子のスプリント部門でチャンピオンとなった。

現在2016リオパラリンピックを控えている彼女は、マスコミを通じて「リオパラリンピックが終わり次第、安楽死の準備に入るだろう」と明らかにした。

マリーケ・フェルフールトは「難治性脊椎疾患をわずらっており、毎晩、誰もが想像できない痛みに苦しんでいる」と安楽死を考えるようになったきっかけを明らかにした。
ベルギーは、安楽死が合法的に許可されており、現在は安楽死を行う3人の医師と一緒に、すでに葬儀まで準備していることが分かった。

彼女は「メダルを取ることができる最後のチャンス、人生最高の瞬間を楽しむために、最後まで最善を尽くしていく」と明らかにした。