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未成年に対して死刑判決を与えた判事 ネットで注目を浴びる



【簡単に説明すると】
・韓国で未成年に対して死刑判決
・26年前に強盗、強姦事件で2人の少年が死刑となる
・現在は事実上死刑は廃止



韓国のオンラインコミュニティで「最後に未成年に死刑判決を下した裁判所」というタイトルの記事がネットユーザーの間で話題になっている。

韓国が未成年に対して最後に死刑を行ったのは26年前。

当時の事件の渦中の人物だったペ・ジンスン、ギム・チョルオ、パク・ヨンファン、キム・グォンソク(当時18~19歳)は1990年6月、ソウルに住んでいた41歳のとある人の家に凶器を持って侵入し、家族の目の前で娘を順番に性的暴行、いわゆる強姦を行った。
彼らは1歳の息子の首にナイフを突きつけ、家族を脅迫して豪遊するためのお金1500万ウォンを用意するように恐喝し逃げた。
この事件では計10回にわたって、女性(娘)5人が家族の前で性的暴行を受けた。

当時裁判所は判決文で「被告人の行為は、社会の法秩序と倫理を根こそぎ破壊し、被害者だけでなく社会に大きな衝撃を与えた。また計画的犯行で社会の中で永遠に隔離されるべき。被害者の1歳の息子の首にナイフを突きつけ脅し、家族が見ている前の被害者女性5人を性暴行した犯行は到底許しがたい」と述べ、ペ・ジンスンとギム・チョルオに死刑を宣告、パク・ヨンファン、キム・グォンソクには無期懲役を宣告した。

現在韓国では事実上死刑は廃止されており、最高刑でも無期懲役となる。


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