【簡単に説明すると】
・バチカンのマクドナルドでホームレスにバーガーを無料提供
・慈善団体と提携
・反対派が批判
ローマのバチカンにあるマクドナルドが毎週1回、ハンバーガーを無料で提供するとしている。ホームレスはご馳走にありつけて嬉しいだろうが、一般客は入店するのに抵抗があると、ホームレスへの提供を批判する人も出ている。
法王庁所有建物の1階にあるマクドナルドに多くの人が列を作っていた。この列に並んでいるのは全員ホームレス。暫くして到着した車の中にはハンバーガーが山のように入っていた。別名「マックバチカン」と呼ばれる。
マクドナルドが法王庁の慈善機関と提携し地域救護団体と手を組んでホームレスに無料で食事を提供するというもの。
マクドナルドのバーガーのほかに水なども提供される。このホームレスに提供するバーガーは本来廃棄する予定も物だが、この行為そのものを反対する声も多い。反対派は法王庁所有のマクドナルド周辺がハンバーガーの臭いで汚染され、バチカン地域の個性が無くなってしまうとしており、またホームレスを利用した商法だと批判。
一方、賛成派は寒さに震えるホームレスの存在が優先される、「『貧しい者のための貧しい協会』を強調する法王の意味とも一致する」と語っている。
この法王庁1階にあるマクドナルドは先月オープンしたばかり。
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ハンバーガーの臭いで汚染され - 反対派というよりは、只の過敏症(笑)。
貧しい者への施しを批判する者たちは、バチカン地域の個性に合っていない。
追放するべきだと思う。