【簡単に説明すると】
・PPAPが何者かに出願される
・過去に問題となった業者
・多くは登録料を払っていない
ピコ太郎のPPAPの登録商標が既に出願されていたことがわかった。しかし問題なのは出願した会社である。エイベックスが商標出願するならまだしも、全く関係無いベストライセンス株式会社という会社が商標出願していたのだ。
この会社は一体何を目的でPPAPを出願したのだろうか。ベストライセンスに関しては昨年も問題となり、ベストライセンスは国内全体の1割を出願しているという。
朝日新聞の報道によると2015年にはベストライセンスの上田育弘氏は1万4786件を出願、国内全体の14万7000件の1割を占めているという。
2014年までは上田育弘氏名義で出願、2015年以降はベストライセンスという会社名義での出願となっている。上田氏が狙うのは他企業が使う商品名や話題になった言葉を中心にビジネス目的で登録していくという。
しかしベストライセンス及び上田氏は登録に必要な手数料を支払っていないことでも問題となっている。1件の登録につき最低でも1万2000円ほど掛かり、出願件数総数だと2億円程となる。全て支払っていないわけではなく、半分近くが支払われていないという。
今回そのターゲットとなったPPAPで再度注目を浴びたベストライセンスと上田育弘氏。