【簡単に説明すると】
・神戸のチャリティーフェス『COMIN’KOBE17』で大混乱
・2階席によじ登る客まで
・実行委員会は「事実は確認していない」とコメント
阪神淡路大震災の10年目である2005年より始まった日本最大級のチャリティーフェス『COMIN’KOBE(カミングコーベ)』。
「阪神淡路大震災を風化させない」をテーマに4万人を集め、100組を超えるアーティストがノーギャラで出演し500名のボランティアが運営をサポート。集まった募金を被災地へ送るというもの。
毎年入場無料で行われているこの『COMIN’KOBE』が5月7日に神戸ポートアイランドのワールド記念ホールと神戸国際展示場にて同時開催された。
一番の人気でもあり人が集まるワールド記念ホールで将棋倒しが発生。アリーナ席に意地でも入りたい人がよじ登ったり、また押し合いの大混乱。
この混乱で出口が塞がれてしまったため、けが人を2階席に待避させ救助すると言う対応が取られた。フェスどころではなくなり、叫び声や怒号が飛び交い、中には体中怪我する人や靴を紛失する人、更には失神する人まで。
これに対して実行委員会や兵庫県警神戸水上署は「そうした事実は確認されてない」とコメント(神戸新聞より)。
やはり無料イベントになると人が集まり収拾付かなくなるのはどのイベントも同じか。
参考までにこのチャリティーフェスでどのくらいの募金があつまるのか。昨年の『COMIN’KOBE16』での募金額を見てみると2016年8月1日までの集計で、411万4446円だった。約4万人が来るので単純計算で1人100円の募金ということになる。そのほかチャリティーリストバンド、チャリティーオークション、バンダナ、チャリティーマッサージなど全ての合計募金額は729万円になる。