【簡単に説明すると】
・フィリピンでは毎年包茎手術を団体で行う
・タリーという儀式で学校で一斉に行う
・93%のフィリピン男性が手術を受けている
フィリピンでは包茎手術を団体で一斉に行うという伝統的な儀式がある。フィリピンマニラ南部にあるタギッグ地域では伝統的な儀式タリーというものが行われる。
タリーは割礼、すなわち包茎手術を団体で行うフィリピンの伝統的な儀式を指す言葉で、イスラムの影響を受け現在まで行われている。
1年に1回行われているタリーは、学校の休みの日にあわせて行われ、その地域では10代前半の少年達が100人くらい一斉に手術を受ける。
儀式に参加する少年達は手術を控え緊張したようすで学校に向かう。少年達はあまりの緊張にイライラしたり、怯えて泣く子もいるようだ。
フィリピンではタリーが非常に重要な儀式で、包茎手術をしていない男性は生涯周りからからかわれるほどの通過儀礼なのだという。
過去2011年、フィリピンのマリキナでは同時に1500人の男子生徒が包茎手術を受け驚かせたことがあった。
一方、WHOの調査によると、全世界の15歳以上の男性で包茎手術を受けた男性は約30%と推定される。しかしフィリピンはで93%にも及ぶ男性が手術を受けていることが明らかになった。