【簡単に説明すると】
・韓国ソウルに3万足の靴で作られたツリー
・見た目が酷いと韓国メディアも酷評
・最終的に花や木を植え、照明を当てて完成するという
韓国のソウル市に韓国人アーティストが作ったシューズツリーがいろんな意味で話題となっている。
16日、ソウル市に展示開始されたシューズツリーは高さ17メートル、長さ100メートル、重さ3トンある巨大な靴の山。使われた靴の数は3万足で「ソウル7017」プロジェクトにあわせて公開。
しかし多くの韓国メディアは「狂気だ」「ゴミの山」などの酷評で溢れている。
またソウル市民からは「芸術的意味はともかく、一般の人々に不快感を与える」と指摘しており、ネットユーザーも「ゴミが積まれているようなものなので雨が降れば臭いが凄そう」「火が付いたら相当なリスクだろうな」などの懸念を示していた。
そう、ここに使われている3万足の靴は新品では無く、寄付された使用済みの靴の数々。つまり本当に必要無くなったゴミなのだ。
またそれだけでなく、ソウル駅付近に住んでいるホームレスが、自分の足に丁度あう靴だけを持って行くという現象も頻繁に起きている。
市民は「このような超巨大美術作品を設計するとき、市民の意見を聞いて欲しい」と述べている。
このような数々の酷評に対してソウル市は「今は設計中で、ゴミのように見えるが、ここに花や木、証明などが配置されて完成したら変わるだろう」と述べた。
この作品を作った作家は「廃棄されるかもしれないソウル駅高架を緑の森に再生するという趣旨に共感して寄付に参加した。廃棄される靴を介して、私達の消費文化を振り返ることができると考えていた」と伝えた。趣旨を要約すると、靴の中で種子が発芽し植物が育つ過程を見ることが出来る物。
このシューズツリーは5月20日、21日に花や木や植えられたという。照明を当てると夜には天の川の様に見えて綺麗だと言う噂だ。