【簡単に説明すると】
・ニコニコ生放送で美顔器に陰毛が混入していたと放送
・メーカーが名誉毀損として訴訟
・ネットでは意見がわかれる
ニコニコ生放送の配信者、横山緑が美顔器メーカーB社の製品を買った際に「陰毛が入っていた」として放送で拡散したことにより名誉毀損で検察に訴えられた。
その初公判が2017年6月1日に行われ、編集部も傍聴してきた。裁判の内容は下記関連記事をご覧頂きたい。
関連:インターネット配信者の横山緑 名誉毀損初公判が行われる 法廷でニコ生が流れる事態に
今回の6月1日の10時から行われた初公判では被告人である横山緑と、国選弁護人、そして検察が出廷。その中で争われたのはネットの生放送を通じて美顔器に2度も陰毛が入っていたと拡散したことが争点となっている。美顔器メーカーは著しく名誉を傷つけられたとして名誉毀損で検察が刑事告訴。
今回の裁判に対してネットでは意見が分かれており、美顔器メーカーである企業や検察を非難する声も多く、「これが通れば変な判例ができる」「ニコ生配信者は嫌いだけど企業もクズ」「製品に陰毛が絶対つかない製造工程を見せろよ」「今後異物混入でクレームつけれなくなるな」と言う意見。
そして真っ向する意見では「陰毛の証拠を何で捨てた」「こいつうんこ食う奴だろ」「トラブルがあったら直接クレーム入れりゃいいだけの話だろ」「早く有罪にして前科つけろ」という横山緑被告人を批判する意見が挙がっていた。
現在は刑事事件として争っており、名誉毀損は3年以下の懲役または禁固、または50万円以下の罰金となっているが、これが民事となれば更に多額の損害賠償が請求されることになる。
判決は6月28日に下され、その判決が1つの大きな判例となるかもしれない。判例に当てはめれば、今後はネットの生放送だけでなくTwitter、ブログなど拡散しうるもの全てにおいて名誉毀損が適応されることになるのだ。
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※実名報道されておらず本名で名が通っていないため、本記事では芸名での記載とします。
※イラスト:ニコイズム、野田草履
コメントを見る (1)
人生を見せるという表現。これは他人も巻き込むと言う事。
当然身を削る事になる。大木なファン商売はしていけない。
嫌われる事を当然とした舞台で彼は続けているわけだからここは本人もある程度分かってる。
という事を前置きし、今回の事件に一言いうならば、
陰毛が本当であれ嘘であれネタにしている事は事実。
これまで許されてきた案件も多い中で
今回の相手はこれを許さなかった。こういう事も当然あるだろう。
このマイナスからうまく立ち回ってプラスにつなげる事が出来れば大したもの。
今後の横山緑のこの「面白い人生」に期待している。