謎のイベント『ブラックボックス展』で女性がセクハラ被害報告多数 警察が捜査開始か?



【簡単に説明すると】
・謎のイベント『ブラックボックス展』
・女性がセクハラ被害に
・警察が捜査開始か?

ブラックボックス展

なかのひとよ氏(@Hitoyo_Nakano)が主催するイベント『ブラックボックス展』が六本木ギャラリーAXIOMにて2017年5月6日~6月17日に開催された。詳細は一切不明で、入場時にネタバレをしないという署名を書かされる。
入場料1000円となっており、中がどうなっているのかは事前には一切告知されていない。
入場時には門番が選別を行い、選ばれた者のみ入場が可能。選ばれなかったら入場は不可能なのである。そんな謎のイベント『ブラックボックス展』に長蛇の列が出来たのだ。

そんな『ブラックボックス展』で女性がセクハラ被害にあったというのだ。中に入ると何も見えない真っ暗闇。何か展示されているかと思いきや、それすら見えない。どうやら何も展示されておらず真っ暗闇を体験するというイベントのようだ。この中で女性は手を握られたり、胸を触られたり、更には強引にキスされそうになったりと言う被害報告が挙がっている。

ここまでは先日編集部で紹介したとおりだ。

しかし『ブラックボックス展』で配られる「許可書」という紙には「会期終了日までの期間、作品・展示環境・配布物等に関する事実をインターネット上に投稿する行為、第三者に公言する行為を禁止致します」と書かれている。

ただ「本展示を『絶賛する感想』の投稿・公言」「本展示を『酷評する感想』の投稿・公言」は許可するものとし、また「事実と異なる『嘘の展示内容』を連想させる投稿・公言を行うことを許可」とまで書かれている。

実はこの『ブラックボックス展』で被害にあった女性が麻布警察署に被害届を出したというのだ。この女性が被害届けを出した時点で既にこのイベントの被害報告は受けていたらしく、痴漢被害ではなく暴行罪として捜査することになったという。

実際に麻布警察署に問い合わせてみたところ、「女性の方が被害あったかどうかはお伝えすることは出来ない」という回答だったが、イベントの事は把握しているようだった。

端的にいうと、この被害が上記の「許可書」に書かれている『嘘の展示内容』に含まれているのか、実際にセクハラ被害を受けたのかは現状では不明。警察の被害報告も『嘘の展示内容』に含まれている可能性はある。

被害報告を出した人のブログにはかなり詳細な被害報告や刑事とのやりとりが書かれてあり、今後の同行が気になる。

ブラックボックス展に行った後の話

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許可書

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「謎のイベント『ブラックボックス展』で女性がセクハラ被害報告多数 警察が捜査開始か?」への2件のフィードバック

  1. たろう より:

    許せない。女性と(男性も可能性あり)アートへの冒涜でもある。早々に犯人と主催が逮捕されることを願う

  2. >また誰かと手が触れた。その瞬間、手をぎゅっと握られて力強く抱き寄せられる。
    >顔をまさぐられて唇の場所を確認された上で、キスをされた。
    >硬い髭跡が顔に擦れて、男の人だと思った。
    >逃げようにも腰をぐいと引き寄せられていて離れられない。
    >そのまま片手で胸を揉まれた。髪を撫でられ、耳を舐められた。
    >ようやくの思いでその誰かの腕から脱出し、壁伝いに出口の方へ逃げた

    被害女性の言葉ですが、これはかなりの恐怖ですよ。

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