【簡単に説明すると】
・青年が親の愛情を確かめるために虚偽の拉致を自演
・10万元払えとメッセージを送る
・虚偽の疑いで逮捕される
中国の青年が親から愛されているのかを確認するために拉致されていると自作劇を繰り広げたと8月1日に中国メディアが報じた。
7月13日、大学1年生の18歳の青年が自分が誘拐されたとメッセージを送信。しかしこれは自作自演で、実際には誘拐されていなかった。青年は親の愛情を知りたくて試したのだという。
親には立て続けに「1時間以内に10万元(約160万円)を入金しろ」という脅迫文と、「息子の臓器を売れば10万元になる」というメッセージが相次いで送られて来た。更に息子が水攻めにあう動画まで送られてきた。
家族はこれを警察に通報し、警察は映像の場所を特定し現場に出動。その場所には誘拐犯はおらず、息子1人だけだったという。
息子は警察の取り調べに対し「子供の頃から親が自分を愛しているのか疑問に思い、確認するめに拉致自作劇を繰り広げた」と告白した。
警察は息子を脅迫の疑いで逮捕。また、祖母が孫の誘拐の知らせを聞き倒れてしまい病院に入院したという。