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韓国釜山に突如としてピサの斜塔のようにビルが傾く 1棟だけでなく次々発覚



【簡単に説明すると】
・韓国、釜山でビルの傾きが相次ぐ
・住人は避難し一斉検査
・近隣のビルで傾きが発覚



9月25日、釜山の住宅街にて9階建てのオフィスビルが傾いているのが発見された。正面から見ると建物が左に傾いていることが確認できるという。

このビルは今年の2月に使用の承認を得て、16世帯が入居したが、緊急安全点検の結果、中心軸が45センチほど傾いていることが判明した。
そのため入居者はすべて避難。150分の1でも傾けば災害リスクのある建物に分類されるが、このビルはその5倍も傾いていた。施工業者は「最近の豪雨により、建物の下の地下水の流れが急変したうえ近くで行われる新築工事のため、ただでさえ弱い地盤が不安定になり、傾いたとされる。補強工事をすると建物の安全を確保することができる」と主張した。

このビルから30メートル離れた5階建てのビルと100メートル離れた5階建てのオフィスビルでも危険信号が検出された。専門家が緊急点検をしたところ、これらの建物は全て傾いていたことが明らかになった。区一帯の建物全体の安全性と地盤調査を実施する予定である。この近辺は、1980年代初頭に河川を埋めて出来た場所である。

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