【簡単に説明すると】
・ティラミスは精力剤だった?
・イタリアの売春街で大流行に
・「私を励まして」という意味
90年代に日本でもブームとなったケーキ「ティラミス」。今でもケーキ屋やコンビニに行けば見かけることができ、愛され続けているお菓子。
しかしティラミスは精力剤だったという衝撃の事実が発覚した。
イタリア北部のヴェネト州にある小さなトレヴィーゾという町は、町全体が売春街で数多くの性グッズ販売店が集中していた。カロリーを補うために卵、砂糖、チーズ、ココアなどでおやつを作って食べた最初の精力剤がティラミスだったのだ。
以後、このティラミスは町で流行し売春婦のデザートとして有名になった。売春婦が客争いが激化すると、自分達が食べるティラミスを利用して客引きするまでに発展。
ティラミスは卵が入っていてタンパク質が豊富、乳製品や砂糖などの材料も使われカロリーも高く精力に良いと広めた。
売春店に訪れた男性にティラミスをもてなし、男性の間で精力剤として口コミで広まった。
また昔のティラミスは少量のお酒が含まれており、少し酔うことも出来気持ち良くなる効果もあったという。
このときからティラミスは売春を意味する1つの象徴のように考えられた。ティラミス(Tiramesù)は「精一杯引き出す」「私をひっぱりあげて」「私を元気づけて」などの意味がある。
長いこと盛んだったトレヴィーゾの売春街は1958年に政府の売春根絶政策により無くなってしまった。
それとともにティラミスだけが残り、この地を代表するデザートとして記録されている。これが世界中で広まり今に至っている。
本当に精力剤として効果があったかどうかは別であるが。