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買い取り査定アプリ『CASH』をDMMが70億円で買収 『CASH』そのものが査定され買い取られた



【簡単に説明すると】
・6月28日にリリースした『CASH』をDMMが買収
・買収額は70億円
・リリース数ヶ月で買収される?



6月28日にリリースされた買い取りアプリ『CASH』。リリースされた日に話題になるも査定がその日の深夜に中止になり話題になったアプリ(査定は8月24日に再開)。

『CASH』というアプリは、カテゴリからアイテムを選び写真撮影すると即時査定をしてくれるというもの。しかし、この査定にいささか問題があり、カテゴリから選びコンディション(状態)を選んだ時点で既に値段は決まっており、写真撮影の意味はほとんどない。自分の顔を撮影しようが、ゴミを撮影しようが、iPhone 7なら20000円と査定される。

・DMMが70億で買収

そんな『CASH』をDMMが70億で買収したというのだ。運営会社である株式会社バングのウェブサイトには11月21日付けで「DMM『CASH』運営のバンクを買収」と書かれており、その内容は次の通り。

株式会社DMM.com(本社:東京都港区、代表取締役社長 片桐孝憲、以下DMM)は、この度、目の前のアイテムを一瞬でキャッシュ(現金)に変えられるアプリ『CASH(キャッシュ)』を運営する株式会社バンク(本社:東京都渋谷区、代表取締役兼CEO:光本勇介)の全株式を取得し、子会社化しましたことをお知らせいたします。 なお、買収は2017年10月31日に合意され、買収金額は70億円となります。

買収金額はなんと70億円。6月28日にリリースして、まだ半年も経っていないサービスも70億円でDMMが買収したのだ。一時期サービスが休止しており8月24日にサービスが再開し、査定と買い取りもできるように。株式会社バンクも2017年2月20日に設立されたばかりの会社。
DMMはこの『CASH』に将来性があると思い70億を投資したのだろうか。ちなみにこちら『CASH』はAndroidアプリ版は未だにリリースがされていない。

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