【簡単に説明すると】
・中国の航空会社のスチュワーデスが機内食一気食い
・動画を自らSNSに拡散し非難殺到
・機内食一気食いしたスチュワーデスと撮影者が処分
12月7日、中国の航空会社である海南航空(HNA)の子会社であるウルムチエアが乗務員の行為について謝罪した。
ウェイボにウルムチエアの制服を着た乗務員が、旅客機の中で機内食を15個1列に並べそれを少しずつ食べるという映像が拡散した。
映像をみた中国のネットユーザーは「乗務員は乗客の役立つために働いているのに不衛生なことをしてどうする」と航空会社に対して非難を浴びせた。
調査に乗り出したウルムチエアはこの映像は11月30日に寧夏自治区銀川に向かっていたものと判明し、自社の旅客機内で撮影されたことを確認して誤りを認めた。
航空会社側はただ、「乗客に提供する分の機内食ではなく、食事を終えたあとの着陸45分前の出来事で、残っていた機内食を開封してあのような行為をした」と説明した。しかし、残った食品の処理の規定に従わず、個人の行動を行った責任を問い、停職処分を下したと述べた。また、当該行為を幇助して動画を撮影した乗組員も、懲戒する方針だ。
航空会社側は「今回のことで、乗組員の勤怠を全面検査しており、飛行中に機内食の配食や処理手順を厳守して再びこのようなことが発生しないようにしたい」と謝罪した。