【簡単に説明すると】
・アフリカの村が撤去の危機
・男性が撤去に反対し娘を屋根から捨てると言い出す
・実際に生後6ヶ月の娘を投げ捨てる
貧しい村が撤去に追いやられ、それに対する反対デモが行われた。場所は南アフリカの東ケープ州ポートエリザベスの近くにある村で、38歳の男性が政府の不法建築物撤去の方針に反対して座り込みを続けた。
この村は不法に建てられた90個の小屋が集まっており、政府はつい最近撤去命令を下した。
これに怒った男性は自分の生後6ヶ月の娘を連れ出し屋根に上がり「撤去を中断しなければ子どもを捨てる」と座り込みを行った。
警察が屋根にあがって男を落ち着かせ手を差し伸べると、男は娘を投げ捨ててしまった。幸いなことに下に待機していた警察が子どもを安全に受け止めた。
男はすぐに逮捕され、殺人未遂、児童虐待などの容疑で起訴された。子どもは35歳の母親の元に戻っており、子どもが安全な場所に滞在できるように地域社会福祉当局が監視している。
警察関係者は「小屋撤去を遅らせるために父が娘を犠牲にしようとしたのが衝撃。幸いなことに子どもは無事だった」とコメント。