【簡単に説明すると】
・中国の婚活事情が話題
・公園に集まり履歴書を並べる
・良い相手を見つけたい親が代理で行う
中国の婚活事情が少し特殊で面白いので紹介したい。中国でも結婚しない人が増えてきており、結婚適齢期を逃した人が多く独身が増えてきている。そうならないように親が子どもの履歴書を持って配偶者を探すのである。
そんな婚活を行う公園を「恋愛公園」と呼び、決まった日に親が代理で娘や息子の履歴書を持ち公園に押し掛ける。そもそも何故子どもが直接公園に来ないのか?
その理由として結婚に興味ないことと、恋愛公園に行くのが恥ずかしいためである。男性は背が高くイケメンで金持ちがモテるのは当然で、そんなハイスペック男性に娘を持つ親は「うちの娘はどうだい?可愛いよ」と履歴書を見せて結婚やお見合いを薦める。うまく行けばこの恋愛公園が切っ掛けで結婚に至ることもあるという。
カップルの成立は1日に1~2組、多いときで4~5組だという。今までに1万人が参加してきた恋愛公園。
履歴書に書いてあるのは生まれた年(年齢)と身長、学歴、電話番号など。決まったフォーマットがあるわけでなく、様々なことが書かれており、海外済みや特技などと言った特徴を書いている人もいる。基本的に写真を掲載されておらず、履歴書を見て親に交渉して写真を見せてもらう流れだ。
・似たような婚活がほかの地域でも
中国ではこのように親がお見合いさせる風習が地域ごとにあり、ほかの地域では傘に子どもの履歴書を貼り、同じく親が代理で行っている。少しでも良い家庭嫁いで欲しいという娘を持つ親の気持ち、少しでも良いお嫁さんを貰って欲しいと言う息子を持つ親の気持ちからである。