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大韓航空ナッツリターン騒動の被告が提出した反省文の内容が酷い 「コチュジャンはおいしいです」


「ナッツを袋から出して提供していない!」そんな些細なことで、離陸中の飛行機を戻し乗務員を降ろしたして問題になった。
そんな問題を起こしたのは大韓航空のチョ・ヒョナ元副社長。ナッツ類が提供される際、通常は袋から出して客に出されるのが袋のままだったことに激怒。その乗務員をおろしてしまい離陸が10分ほど遅れたというのだ。しかもこの問題は会社ぐるみで隠蔽しようとしたのである。

そんなチョ・ヒョナ元副社長は昨日の公判により懲役1年の実刑判決(執行猶予なし)が下された。そんな渦中のチョ・ヒョナ元副社長は昨日の公判の判決を控えるにあたり、6回もの反省文を提出していたことが判明。特に2月10日だけで3回も反省文を提出していた。またチョ・ヒョナ元副社長の善処を訴える嘆願書が数十件提出された。

そんな反省文の内容が一部公開されたので紹介したい。チョ・ヒョナ元副社長は自分のミスを大きく後悔しており、被害者に謝罪の気持ちを伝えた。謝罪文の内容は次の通り。「おそらく1か月、1年後、たとえ運が良かったとしても、10年後にはおそらくここ(拘置所)に居るようになることになりそうです」と綴っており、また留置所内の食事についても書かれておりそちらでは「食事の時間であれば4人分の冷たいご飯と汁物が入っており、私達の部屋の入所者はこれを分けて食べます」 、「コチュジャンにあれこれ限られた材料を入れて混ぜた。優れた調味料コチュジャンのおかげで臭みも甘辛くすることが出来、ご飯や麺に混ぜて食べるとあっという間に食が進みます」と食生活を描写した。しかしこれは感想文であって反省文なのだろうか。

ほかにも次のような反省文が公開されている。「30日の夜に拘置所に入所した際、私に与えられたのは、小さな箱に込められたトイレットペーパー、プラスチックカール、ボウル、石鹸、歯ブラシ、歯磨き粉でした。そして中に下着と靴下二組が、私は持っているすべてでした。必要な生活必需品を買う日は決まっているうえ、年初に迫った商品提供の変更問題で物品を購入することさえ容易ではなかった」としている。

この反省文の提出に対して韓国のネットユーザーは「心にも無い反省文だろ」「反省するのは今だけ」「判決が楽しみすぎる」という批判の声を挙げた。韓国司法は世論の声に左右されやすく、残念ながら執行猶予なしの懲役1年の実刑判決となった。

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