【簡単に説明すると】
・習近平の写真にインクをかけた女性が拘束される
・父親が娘の拘束場所の情報提供を求めて生放送
・警察が家にやってきて生放送を強制停止
習近平の写真に黒インクをぶっかけた女性が拘束され中国で話題になっている。当初彼女の身元は不明だったが、湖南省の珠洲から来た29歳のドンさんと判明。現在は上海の不動産会社で働いている。
現在もドンさんは消息不明で、インクをかけた4日の午後に警察が家に来て拘束されて以来連絡が取れない状態。そればかりかTwitterのアカウントも削除されており、かなりの圧力が掛かったとみられている。
しかし、中国国民がこの動画や写真を見て激怒。同じくドンさんのように独裁政権に不満を持つ国民がドンさんに共感し、習近平の写真やイラストに黒インクをかける動画を次々とSNSに公開。中にはイラストまで描いて公開する者まで現れた。
・女性の父親が心配して生放送
拘束された女性、ドンさんの父親が心配して自宅で生放送を開始。「娘はどこに拘束されているのか情報提供してほしい」「娘の罪に関して説明する」と生放送で話していたところ、突如家に訪問者が。
その訪問者は警察で、生放送をすぐに止めるように窓越しに指示。しかし父親はそれに逆らい一向に生放送をやめようとしなかった。数分やり取りしたあと家に入れると警察は家に入ってきて、機材を奪い生放送を停止してしまった。
この父親が拘束されたかどうかは定かではないが身に危険が迫っているのは確実だろう。今後も国家レベルの嫌がらせが“合法に”行われそうである。
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これはいいチキンレース