【簡単に説明すると】
・ファーストフード店の従業員が客にみずをぶっかける?
・寝ている客に水を掛ける動画が拡散し問題に
・会社側は謝罪 募金も50万円集まる
世界的なファーストフード店であるダンキンドーナツ(※1)の従業員が店内で寝ている客に対して水をぶっかけ「出て行け」と発言し問題となっている。
9月30日、にFacebookに客に水をぶっかける様子をの動画が投稿され「ニューヨークのダンキンドーナツにて。かわいそうに人生何がおこるかわからないな」と投稿。
映像ではテーブルに伏せている男性と、その男性に水をぶっかけて面白そうに笑う従業員の姿が映っている。伏せているのはジェレミー・ヤング・デュフレーヌという25歳のホームレスだという。
水を掛けられた男性は慌てて席を立ち、スマートフォンとモバイルバッテリーと取り、その姿を見て従業員は「ここで寝ないように何度も言っただろ」と発言。
男性は「誤って寝てしまった」と小さな声で言い訳すると従業員は「警察を呼ぶぞ。出て行け」と恫喝。
この動画が投稿され拡散されると瞬く間に問題となり、その争点は従業員が客にみずをぶっかけて笑っていたというところだ。この映像は2日で171万回以上も再生され、ネット上から従業員を批判する声が絶えなかった。
その後、男性を助けようという趣旨でクラウドファンディングサイトには5000ドル(約56万円)を超える寄付が集まった。
それだけでなく、10月1日には20人もの消費者が店の前に集結しプラカードを掲げてデモを行った。一部では不買運動の声も挙がっている。
ダンキンドーナツ関係者は「問題を起こした従業員は会社の方針を破った理由で、現在停職中。映像の男性と接触し謝罪する予定がある。また従業員の教育を強化する」と説明した。
※1 日本では撤退済み