【簡単に説明すると】
・中国のショッピングセンターが「女性の裸マラソン」を企画
・垂れ幕がSNSで拡散し批判殺到
・「女性の裸マラソン」は中止に
中国海南省のショッピングセンターに大きな赤い垂れ幕が掲げられ、問題となった。
その垂れ幕には「WeChatの読者が88万人に達したら、10名の女性従業員が全裸で走る!(ストリーキング) 10分間裸で走る女性を募集する。 参加費として1万元(約16万円)支給する」と書かれている。
このショッピングセンターは12周年を迎え、このような企画を行ったことがわかった。
SNSでこの垂れ幕の写真が拡散すると、批判が殺到し「女性が裸で走ってどういう意図があるのか?」、「理解出来ない。マジで調査して厳罰する必要がある」という声が挙がっていた。またこの垂れ幕は一般に募集するものではなく、女性従業員に対して参加者を募ったものである。
海南省の女性団体はショッピングセンターを訪れ抗議をし、その後垂れ幕は撤去された。
ショッピングセンター側は「イベント企画者からは注目を集めるために計画したと聞いている。本社はこのような事実は知らない」と釈明。
また女性団体の通報を受けてショッピングセンター側に罰金900元(約1万4600円)が課せられた。しかし罰則が軽すぎるという声が挙がっている。
この女性の裸マラソンは、「ほぼ裸」「水着着用」ではなく、本当に全裸でマラソンを企画していたことも判明し、垂れ幕にも全裸パフォーマンスを意味するストリーキング(裸奔)と書かれている。しかし企画者は「女性にパンツを着用させる予定だった」と釈明。