【簡単に説明すると】
・タクシーの助手席に認知症の妻が
・支える夫に感動の声
・しかし評価は56点
認知症を患った妻を助手席に乗せたタクシー運転手が、中国北京で話題になっている。
11月30日、中国のSNSウェイボユーザーが自動車共有サービス『ディディチューシン』を使用して車を呼んだところ、アルツハイマーの妻を助手席に乗せた車に遭遇し、そのことをウェイボに投稿。
運転手は「助手席に乗っているのは私の妻だから気にしないで」と説明し、続けて「妻は私が悪さをしないかと心配で毎日私のことを見ている」と助手席に乗せている理由を語った。
しばらくして運転手は、妻がアルツハイマー病患者であり、2人は毎日一緒にいるという事実を聞いた。
運転手は笑って妻の病気について語ったが、実際はかなり辛く大変かを推測できる。
全ての客がこの運転手のことを温かく見守っているのかと思ったらそうでもなかった。自動車共有サービスはお約束の評価があり、この運転手の評価は100点満点中、56点とかなり低かった。多くの乗客は「隣の席に座った妻が邪魔だ」と書かれており中には乗車を拒否している客までいた。
ウェイボユーザーはこの事情を記載し「この車に乗る乗客はこれらの事情を理解してほしい」と車両番号と共にウェイボに公開。
多くのネットユーザーはこの提案を受け入れたが、一部では批判する声も挙がっている。