【簡単に説明すると】
・老人が集まったeスポーツチームが話題に
・平均年齢67歳、最高齢75歳
・ゲームをはじめた切っ掛けはさまざま
高齢者がパソコンの前に座りヘッドセットを付けてマウスとキーボードで何やたカタカタ……。
これは、パソコン教室ではなくなんとeスポーツチームなのだ。鮮やかな手つきでゲームをするこのチームは「シルバースナイパーズ(Silver Snipers)」と言う名前で、メンバー5人の平均年齢は67歳、最高年齢は75歳となっている。
2017年にチームができ、レノボの後援を受けて昨年秋に初めて世界ツアーに出場。しかしゲームをするだけでなく、不足している体力を補うために、毎日腕立て伏せや腹筋、握力運動、ボクシングなど運動管理もしている。
メンバーごとの勝率は2~15%でまだまだ初心者レベルだが、コーチの指導のもと、日々実力が上がっているという。
メンバーたちがゲームに興味を持つようになったきっかけは様々で、孫とより親しくたいという人や、ストレス発散のためや、友達を作りたくてなどの理由で集まった。中には娘が自殺を選んだ後、治療の一種でゲームを開始した人もいる。
このほかにも高齢者チームは存在し、フィンランドの「Grey Gunners」が存在する。