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MIDIがようやく2.0にバージョンアップ? AMEIとMMAが開発・規格化を進める



【簡単に説明すると】
・MIDIが2.0に?
・AMEIとMMAが開発・規格化を進める
・演奏の表現力やデータ再現性を大きく向上させる規格



一般社団法人音楽電子事業協会(AMEI)とThe MIDI Manufacturers Association (MMA)(米国MIDI管理団体)は、従来のMIDI規格に、新たに拡張性を持たせたプロトコルなどを含んだ次世代のMIDIとして「MIDI 2.0」の開発・規格化および実装作業を進めていくことを1月19日に発表した。

「MIDI 2.0」とは既存の「MIDI 1.0」対応機器との運用性を維持した上で、現在の「MIDI 1.0」からチャンネル・メッセージの分解能拡張、ノート・コントロール、タイムスタンプなど、演奏の表現力やデータ再現性を大きく向上させる規格となる。

MIDI 2.0プロトタイプの開発にはAbleton/Cycling ‘74, Art+Logic, Bome Software, Google, imitone, Native Instruments, ROLI、Steinberg、TouchKeys、クリムゾンテクノロジー株式会社、株式会社コルグ、ローランド株式会社、ヤマハ株式会社、株式会社ズーム 等、日本・アメリカをはじめ各国の電子楽器メーカー・ソフトウェアベンダーが参加。
その後MIDI2.0対応機器の開発及びロゴデザインの制作、発表も行う予定。

「MIDI2.0」のほかにローランドが1991年に提唱したGSフォーマット、ヤマハが1994年に提唱したXGフォーマットなどもあるが、今回は全社が共通して規格を進める新たなMIDIとなる。

※MIDIとは「Musical Instrument Digital Interface」の略。

「MIDI 2.0」の開発・規格化および実装作業を進めていくことを発表