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韓国の曲がビルボードチャート30位の快挙 2011年に公開された曲そのままでパクリ疑惑浮上



【簡単に説明すると】
・韓国の曲がビルボードチャートインの快挙
・チャートインしたのは『ベビーシャーク』のアレンジ版
・そもそもアレンジ版も作曲者が2011年に公開していた



韓国だけでなく日本の子供の間で人気の『ベビーシャーク(Baby Shark)』をご存じだろうか。可愛いサメの絵が特徴的で「Baby Shark doo doo doo doo doo doo.」というアップテンポな曲。英語版の他に各国語版のローカライズ動画も無料配信しており世界中で人気となっている。

この曲『ベビーシャーク』という曲は元々アメリカの童謡でそれを韓国のピンクフォン社がアレンジしたところ瞬く間に人気が出て、そのアレンジ版がビルボードチャート30位になるという快挙を成し遂げた。

しかし、このアレンジ版そのものが盗作だという。元々の作曲家ジョニー・オンリーは2011年に似たようなアップテンポのアレンジ版『ベビーシャーク』を公開していたというだ。ジョニー・オンリーは2018年にピンクフォン社を相手に著作権侵害訴訟を起こしていた。

つまり原曲、アレンジ共にジョニー・オンリーが作曲・編曲を行ったものだったのだが、あたかもアレンジをピンクフォン社が行ったかのように公開。

今では作曲ジョニー・オンリーではなく「韓国で有名な童謡」として広められており、イギリスやアジア、アメリカを中心に活動している。

このジョニー・オンリーの主張が認められるのかで、ビルボードチャートの行方も変わってくる。

この訴訟の公判は31日にソウル中央地裁で行われる。

下記にジョニー・オンリーのアレンジと韓国のピンクフォン社の『ベビーシャーク』を掲載したので聞き比べてほしい。その原曲アレンジの動画のコメント欄には「全く同じじゃん、泥棒だな」、「これがベビーシャークの原曲だな」、「ピンクフォン社は潰れろ」、「この動画は2011年に公開され韓国は2017年に公開されているので二次著作にはならないのでは?」、「著作権についての認識がこれほどまでに未開の国だったとは」と批判の声が投稿されている。

なお、ジョニー・オンリーのアレンジ版の動画は2011年9月25日に公開されている。


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