【簡単に説明すると】
・中国大手の飲料メーカーの牛乳に不適切な記載
・「飲むとAカップがDカップになる」と書かれている
・そのパッケージは修正され差し替えられた
中国最大の飲料メーカー、ワハハ(娃哈哈)社の牛乳に記載されている文章が不適切だと問題になっている。
ワハハの製品である「ビタミンA&D、カルシウム牛乳」を広告する過程で、その牛乳を飲む女性はバストが大きくなると言うフレーズを入れた。
牛乳のパッケージの外側にはあやとりで遊ぶ女の子2人のイラストが掲載されており、図と一緒に「私は高校のとき、私達のクラスに数名の学生が『ビタミンA&D、カルシウム牛乳』のお陰で胸のサイズはAカップだったが、Dカップまで育った。だから私達の半分以上の女子はその牛乳を飲み始めた」というフレーズが書かれている。
ワハハ社側によると、問題になったフレーズは、牛乳を直接飲んだユーザーのインターネットのコメントをのちに抜粋して使用したものであり、これを直接書いたユーザーの許可を得て、広告に使用したことが分かった。
この牛乳のパッケージには、SNSを介して急速に普及したし、消費者の非難が殺到した。特に、主に子供を消費者層とする乳製品のこれらの広告のコピーを載せることは非常に不適切であり下品だという意見があふれた。
最終的に結局ワハハ社は5日にその製品のパッケージの生産を中止し、他のパッケージに差し替えると共に公式サイトに謝罪文を掲載した。
ワハハ社の中国SNSのウェイボに「問題になった製品の新しいパッケージシリーズは昨年8月から始まったもの」とし「消費者の意見を受け入れ、問題のパッケージを使用しないことにした」と述べた。