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HUAWEIが日本向け製品発表会 気になるGoogleの対応に「米商務省の決定に反対だ。我々は貢献してきた、製品に影響はない」



【簡単に説明すると】
・HUAWEIが日本向け製品発表会
・ゴハ氏が「我々は貢献してきた、製品に影響はない」と発言
・アップデートも行われるという



HUAWEI Japanが日本向けの製品発表会を2019年5月21日に都内にて行った。HUAWEIと言えばスマートフォンシェアで2位となる中国の企業で、Apple以上のシェアを誇っている。日本ではモバイルルーターでお世話になっている人も多いはず。

そんなファーウェイが日本向け新製品『HUAWEI P30』を発表。『HUAWEI P30』シリーズは3月に海外で発表されたもので『HUAWEI P30 lite』、『HUAWEI P30』、『HUAWEI P30 Pro』の3つのバリエーションが存在。

HUAWEIデバイス日本・韓国リージョンプレジデントの呉波(ゴハ)氏が登壇し「多大な貢献をしてきた、このようなアメリカの制限に対応していきたい」と昨日のGoogleのストア停止について言及した。

その後は発表会に移行し国際特許出願数が優勢だと説明。最も売れたAndroidスマートフォンとして『HUAWEI P20 lite』を挙げており、SIMフリースマートフォンでは日本で1位、Androidタブレットでも日本市場で1位をキープしているという。

また『HUAWEI P30』も世界中のメディアから高評価を得ており、その『HUAWEI P30』を高く掲げた。

『HUAWEI P30』シリーズは写真の常識を変えたいとしており、4つの常識を変えるという。1つ目は極めて小さいノッチ、大画面ながら持ちやすく、インスクリーン指紋認証となっている。

常識を打ち破る写真撮影機能も搭載しており、P30はトリプルカメラで超好感度4000万画素、P30 Proはクアッドカメラとなっており光学5倍望遠となっている。f1.6となっており光学手ぶれ補正にも対応。ISO感度は40万9600と驚異的な感度を誇る。

実際で発表会会場でデジタル50倍ズームと暗所撮影のデモンストレーションを行い、比較対象は『iPhone Xs Max』と『Galaxy S10 Plus』となった。やはり写真機能は抜群に抜きん出ている。

■カメラマンの萩庭桂太が絶賛

写真家の 萩庭桂太氏がゲスト出演し自身がHUAWEI P30 Proで撮影した写真を公開。花や月、暗所撮影を公開し「携帯にカメラが付いているというよりほぼほぼカメラですね。カメラが3つついてるようなもの」と大絶賛した。

■Googleの対応に言及

呉波氏は最後に「HUAWEIはアメリカの商務省の決定に反対します。業務提携している企業に巨額な経済損失をもたらした。弊社は救済策を見いだし対策したい。AndroidはスマートフォンのOSとして常にオープンソースの参加者として発展と貢献をしてきた。引き続き発展させていきたい。既に販売済みのスマホ及びタブレットについてセキュリティアップデートは影響を受けることはありません。優れたサービスを提供できるようにしていきたいと思います。発表会を終わったあとの取材が受けられず申し訳ないです。私からそちらに赴きますので時間を下さい」と今回のGoogle停止の件を語った。

この日は質疑応答が設けられていなかったが、この件に冒頭と最後に触れる形となった。

■製品情報

『HUAWEI P30 lite』は3万2880円
『HUAWEI P30』は7万7880円(5月24日発売)

アクセサリ
『HUAWEI FreeLace』は6月下旬発売予定で8800円 (ワイヤレスイヤホン)
『HUAWEI Watch GT』は2万880円(スマートウォッチ)

コメントを見る (2)

  • コスパは凄いね、コスパは・・・
    中国外務省「ファーウェイとの取引を停止した企業との取引は控える」

  • GoogleやIntelといった超巨大アメリカ企業は、ファーウェイと縁が切れても全然大丈夫だが、日本企業はどうなることやら
    とことんアメリカに振り回されてるなと改めて感じさせられる
    ファーウェイの良し悪しは置いといての話