【簡単に説明すると】
・コロンビアの病院で尻尾が付いた赤ちゃんが産まれる
・レアなケースで今までに100件ほどしか報告が無い
・産まれる家庭に尾がついたまま生まれてきた
コロンビア病院で生まれた赤ちゃんのお尻の上に尾が付いた状態で生まれた。コロンビアで尾を持つ赤ちゃんが生まれたのは今回が初めてだ。
病院が記録に残した写真を見ると、尾は赤ちゃんのお尻のすぐ上から伸びており下に長く伸びている。定規で長さを測ってみると尾の長さは約13cmだった。
根の方が太く先の方が細く、まるでネズミの尾を連想させる。
奇形を発見した病院側は直ちに切断手術をすることにした。手術台に上がった赤ちゃんは、約1時間で尾を切断し、通常の体になった。
病院側は「尾が脊髄や神経とは接続されていなかった」との切断しても問題ないと明らかにした。
人が尾を持って生まれる場合は非常に稀である。地元メディアによると、世界的にこのようなケースは、100件余りしか報告例が無い。
原因は遺伝子というのが現地の医学界の説明である。
切断手術に参加したある医師が、胎児が育つ過程で、初期の胎児は誰もがこのような形の尾を持った体になる」と語った。胎児は尾が付いた形で成長を開始するものである。
つづけて「成長の過程で、胎児の尾は失われるが、遺伝子のせいか尾を持って生まれる場合が非常にレアだ」と説明した。医学界で人に付いてきた尾を「退化した尾」と呼ぶ。
一方、病院関係者や地元メディアは赤ちゃんと家族の保護のために、赤ちゃんが生まれた地域と病院名などは明らかにしないことを約束した。