韓国の公営放送KBS(韓国放送公社)に対して「受信料を強制徴収するな」という青瓦台の請願20万が超えたことがわかった。
請願が20万を超えると、政府もしくは大統領が1か月以内に何かしらの回答をしなくては行けないという義務が生じる。
過去には韓国政府のアダルトサイト遮断により請願署名が20万を超え、それに対して大統領府は公式回答を行った(詳しくは過去の記事参照)。
話をKBSの件に戻すが、韓国では電気代に上乗せした状態でKBSの受信料が徴収されている。毎月2500ウォン(約250円)となっている。そのためほとんど未払いが無い。
またKBSは公営放送局でありながら制限はあるものの広告収入も認められているためCMも放送される。
今回の請願は「KBS受信料 電気料金と分離して徴収してほしい」というもので、電気代に含まれて強制徴収されていたら拒否する術が無い。国民は公営放送の受信料納付を拒否する権利があるというのだ。
11月7日に請願が20万を突破し、KBSが受信料を徴収する必要性があるのか公式回答を待つという。
KBSと言えば人気ドラマ『冬のソナタ』を生み出した局でもある。そのほかにも名作ドラマを数多く生み出している。
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