7月に起きた京都アニメーションの放火殺人事件で、「NHKが警察より遺留品を回収した」、「NHKが共犯だ」などと言う書き込みが行われ、またそれをまとめた記事がブログに掲載されたのを受けてNHKは発信者に対して損害賠償請求を検討しているという。
NHKがまとめブログのあるサーバー管理会社(大阪府北区)に発信者情報を開示するように求め、大阪地裁は12月3日に開示を命じた。
まとめブログの責任については第三者の投稿であっても賠償義務が生じるとしており、NHKの社会的評価を落としたという。元のネット掲示板への情報開示を行うのかは現時点では定かではない。
NHKはこの件について7月24日付で「京都アニメーションの放火事件に関するネット上の書き込みについて」とした発表を行っておりその中で容疑者と接点があることなどを全て否定していたが、その発表後も同様の投稿は続けられた。
京アニ事件巡るデマ 発信者情報開示を命令 大阪地裁(毎日新聞)