政府が配布すると発表したマスク。1世帯(1住所)に2枚つき2枚配られる布マスク。ネット上ではアベノマスクとまで揶揄されていうこのマスクが早速届いたので市販のマスクと比較していきたい。
パッケージは至ってシンプルで、中が見えるようになっている。2枚入っており、「3つの密を避けましょう!」と書かれている。封筒などに入っているわけでなくこの状態でポストに投函される。丸見えなので、マスクとバレバレなので盗られる可能性も無いわけでは無い。
裏には厚生労働省からの長々とした文章が書かれている。「十分な量でないことは承知しておりますが、使い捨てではなく、洗剤を使ってあらうことで~」と書かれている。
幸いに届いたマスクには髪の毛やゴミは付着していなかった。
そうこの布マスクは洗うことを想定しているので、洗って乾かしている際の予備として2枚入っている。1世帯に2人いたら、2枚を2人で使うのでは無く、理想的な使い方は1人が2枚を使うのだという。もちろん2人が1枚ずつ使おうが自由だろうがその辺はご家庭の判断になる。
なお、マスクは5月中旬に追加配布が行われる。
マスク意外と大きさは気にならない
ネット上で「マスク小さい」といろいろ言われているが、そこまで大きさに関しては気になるほどでもない。相当顔が出ない人でないと鼻が出たりしないだろう。ただ気になるのが立体設計でないため鼻の左右に隙間ができることだ。いまの立体マスクは隙間が出来ないように設計されており、完全にフィットしているので花粉の侵入も防ぎ、フィット感は市販のマスクの方が上だ。大きさよりもウィルスや花粉が侵入してしまいそうな隙間が出来る設計の方が気になった。
素材・生産地などの記載は?
市販のマスクには素材・生産地が書かれており、例えば「表・綿100%、裏・綿100%(AGイオン加工)」と書かれている。また生産国も日本製とハッキリかかれているが、厚生労働省から送られてきたマスクにはそういった記載が無い。
また繰り返し洗えるとしているが、繰り返し洗える回数にも限度があるはず。しかしそのような記載が無い。市販の繰り返し洗って使用できるマスクは約50回と謳っていることから、買い換えのタイミングが把握できる。記載の無い政府から送られてきたマスクは無限に洗って使用できるかというとそうでは無く、単に記載がないだけだ。数十回洗ってを繰り返せば次第に使えなくなるだろう。
総評
総評としては手元にマスクが無い際に使うことを想定してたのだろう。またこの案が挙がった際もマスクが入手困難だったことから布マスク配布決定となったという。
生産地や素材が無記載、鼻の左右に隙間ができるという欠点もあるが、お国様からの施し物なのでありがたく使わせて頂くことにする。ありがてえな!
同じ洗って使うことが出来るマスクなら、ネット上で販売されているAgマスクが非常にお薦めだ。
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