2020年6月17日、中国証券時報が4月の世界的なスマートフォンの販売台数1位と2位を発表。記事によるとファーウェイがサムスンを抜いて販売数1位となり「一時的な現象」と評価。
続けて「4月のグローバルスマートフォンの販売台数1位と2位の順位が変わったのは、新型コロナウイルスの影響で、サムスン電子の主要市場である米国とヨーロッパ、インドが封鎖措置を取ったため」だとしている。
長年グローバルスマートフォンの販売台数で1位を守ってきたサムスン電子が、4月の売上が振るわなかった理由としては、中国メーカーとは異なり、サムスンがアメリカ、ヨーロッパ、インドなど新型コロナウィルスで市場を封鎖した国が主要顧客だったからと説明している。
なお4月のファーウェイのシェアは21.4%で、サムスンは19.1%となる。サムスンが特に影響受けたのはインドの市場だとしており、また新機種の『Galaxy S20』の販売不振も原因としている。
ただ中国証券時報は「5月からインドが封鎖令を緩和しており、サムスンの販売量が再び増える。長い期間、米国や欧州などの海外市場を確保したほどサムスンが急速にグローバルシェアを回復するものと見られる」と予測している。
むしろ「ファーウェイは5月にアメリカがさらに強化された規制令を下し、スマートフォンチップの供給が大きな課題に直面していることになった。スマートフォンサプライチェーンに支障をきたす可能性が生じた」とした。
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