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【動画】miHoYoの新作ゲーム『原神』 「個人情報は勝手に取得するが保証はできない」という規約で炎上 ゲームとしての出来は良好





miHoYoが28日に正式リリースした『原神(Genshin Impact)』。
PC、PlayStation4、iOS、Androidにてリリースされ後日Nintendo Switchでのリリースも予定されている。

初めて発表された際は任天堂のゲーム『ゼルダの伝説 ブレス・オブ・ザ・ワイルド』に激似なことから非常に話題になった。見た目だけでなくパラセール(後に羽根に変更)、スタミナゲージ、壁のぼりなど様々な要素が似ており『ゼルダの伝説』を意識して開発されたと思われる。

そんな『原神』を早速プレイ。基本オンラインでは無くソロゲームとなっておりストーリー重視のオープンワールドだ(マルチプレイもあり)。

グラフィックは非常によく出来ており、日本人受けするグラフィックと声優陣を起用。冒頭から多数のムービーシーンがありストーリーに引き込まれる作りとなっている。

『ゼルダの伝説』に似ていると言われているがゲームそのものは丁寧に作られており、問題があるとしたら基本無料のガチャ課金制度なことくらいだろう。

非常に強力だと言われている星5のレアキャラクター、ウェンティを狙う人が続出。そのために200連ガチャや300連ガチャをやる人まで。星5が出る確率は0.6%となっている。ただ星5は90連回すと確定で出るシステムとなっている。私はこのゲームにガチャする気は起きないが……。

基本的なゲームはアニメキャラのゼルダと言ったところだろうか。ゼルダもアニメ風だが、更にアニメキャラにした感じだ。見た目云々よりも料理や壁のぼり、滑空など非常に似ている要素が多い。

ただオリジナル要素も非常に多く突然『パンツァードラグーン』のようなシューティングがはじまったり、キャラクターの変更ができたり、属性を混ぜ合わせる元素反応システムがあったりとアクションRPGとしてそこそこ頑張って作られている。

ここまで似せなくても、技術はありそうなのでオリジナルで開発すればいいのだが。

・利用規約で炎上

ただゲーム以外の部分で炎上してしまっている。それはチートツールが削除されなかったり、規約に「個人情報を取得するが責任は負えない」的なことが書かれていたりとしたものだ。規約の第5条3項に書かれている次の一文が火種になっているようだ。

「当社はシステムに保存されている個人情報について、業務上必要な社員だけが利用できるようアカウントとパスワードを用意し、アクセス権限管理を実施します。なお、アカウントとパスワードは漏えい、滅失のないよう厳重に管理します。しかしながら、当社は提供された個人情報の完全なる保護を約束することはできませんので、ユーザーが提供する個人情報は、ユーザー自身のリスクにおいて提供されるものとします。当社は、ユーザーの個人情報が、管理上、技術的および物理的な問題・侵害行為によって、アクセス、公開、改変や破壊されないということを保証できません」

この文章を読み取るに、運営側は業務上必要な情報をユーザーから取得することができるが、個人情報が漏洩した際のリスクは負えない、また個人情報が改変、改ざんされないと言う保証はないと解釈できる。

原神公式サイト