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妊娠9ヶ月の臨月の女性を警察が膝で押し付けて制圧し問題に





先月30日、アメリカ、ミズーリ州カンザス市のガソリンスタンドで、警察が臨月の妊婦を膝で押し付けていたことがわかり議論となっている。

25歳の黒人女性は当時ガソリンスタンドでたむろしており、そのほか黒人数十人と一緒に居た。ガソリンスタンドの所有者が「黒人達が集まっている大騒ぎしている」と警察に通報した。

通報を受けて警察はガソリンスタンドに出動し、物を買わない人や用事の無い人はガソリンスタンドの外から出るように命じたが、この際に黒人男性が拒否。

警察はこの黒人男性を捕まえようとした。そのときに警察と黒人男性の間にいたのが妊娠していた女性だった。警察は男性を捕まえようとしたが、女性が邪魔したため膝で地面に押さえつけ手錠をかけたのだ。女性は悲鳴をあげて「私妊娠してる!」と叫び、警察は彼女を解放した。その後妊娠した女性は警察が呼んだ救急車に乗って病院に搬送された。

女性の弁護士は「女性は妊娠9ヶ月で、警察が主張しているように逮捕の際に直接介入したわけではない」と主張。当時現場にいた目撃者は「黒人人権運動のために風船を買うなどして特に変なことはしてなかったのに警察が異常に反応して制圧していた」と語った。つまりガソリンスタンド前で黒人達は集まって黒人人権運動を行っていただけのようだ。

この事件が知らさカンザス市などでは抗議デモが始まった。地元警察側は「映像に登場する警察を含めて現場に出た警察の身元は明らかにしていない。ただ、今回のことについての調査は進行する」と明らかにした。


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