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イエスの壁画に続きスペインで文化財復元またも失敗 女性の像がトランプみたいになってしまう





スペインの北西部にあるパレンシアにて文化財復元プロジェクトの一環として像の復元・補修作業が行われた。

復元対象の像は20世紀初頭に作られたもので、女性の顔のもの。

建物の外壁に彫刻されているが像が復元対象に含まれている理由は、明らかにされなかった。関係省庁は専門家と交渉し復元を任せたが、問題は、復元後の像の形が完全に変わったということだ。

変わった像の姿を見た一部の人々は、ドナルド・トランプ米国大統領の顔に似ているという声が挙がっており、失望を隠せなかった。確かに髪型がドナルド・トランプに似ており口元も歪んでいる。そもそも首の向きや顔の形すら元と全く異なる。美しく笑っていた像の女性の顔は奇妙な表情に変わっていた。

これらの事実は、現地で活動するな芸術家が写真を撮ってSNSに上げたことにより判明。
これを投稿した芸術家は「誰かがいたずらで復元したようだ。漫画のキャラクターの顔だ。作業者は必ず復元作業の末、金を受け取ったはずだ。 しかし大きな問題は、依頼者も結果を確認したにも関わらず黙っているという点だ」と指摘した。

・スペインの復元大惨事

スペインの復元大惨事といえば過去にも2012年、80台の大聖堂信徒が、イエスの壁画を復元しようとして元と全く異なった壁画になってしまった。しかしこの復元が切っ掛けでグッズが販売され観光地になるほどの人気になった。

スペインの復元大惨事はこれだけではない。2018年にはエステラ市北部聖ミハイル教会の中に保存された16世紀の制作された聖ジョージ木像が復元ミスにとり漫画のキャラクターみたいになってしまった。なおこの聖ジョージ木像は再修復によりある程度は復元された。


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