北朝鮮が先月労働党創建75周年閲兵式で公開した新型の大陸間弾道ミサイル(ICBM)など武器が、実物ではなくただのモックアップの可能性が濃厚だという。
ロバートエイブラムス在韓米軍司令官は20日、就任2周年記念内外信記者懇談会で「閲兵式で公開された北朝鮮の武器を評価してくれ」という質問に、「性能面では少し疑問が行く。私たちは、点検を試みることができないので本物かどうか訓練用モデル(VISMOD、visual modification)なのか分からない」と述べた。
エイブラムス司令官は「新しいタンクが出てきたというが、私は本当に新しいタンクなのか、古いタンクを新しいタンクのように見せたのか分からなかった」と指摘。つまり色を塗り替えただけの可能性もあるという。
かといって北朝鮮がミサイルを作れないわけで無く、このときにたまたま実物じゃなかっただけで今後実物を開発する可能性は大いにある。