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たった1人のコロナ感染者の嘘で170万人が都市封鎖されるとんでも事態に




新型コロナウィルスに感染したが検査の際に嘘をついた1人のために170万人もの人が封鎖されるハメとなった。

オーストラリア南オーストラリア州政府は18日から6日間、州全域に封鎖措置を行った。

封鎖令を受けるのは住民170万人に達する見込みで、この封鎖の原因は1人がついた嘘にあった。

ホテル警備員として働くコロナ感染者はピザ店でもアルバイトをしていた。同僚の警備員からコロナに移されたが、検査の際にピザ屋で働いていることを隠していた。警備員は客としてピザ店を訪れ包装したピザを持って出かけたと嘘の供述をしたのだ。

当初、州政府は問題のこの男性感染者がピザ屋に客として立ち寄ってから感染したという話を信じ、当該ピザ店を通じて他の人々に広範囲なウィルス拡散が行われたと判断した。この陳述に基づき、州政府は170万人に対して強力な封鎖令を出すに至った。

しかし、この嘘は3日でばれてしまったのだ。この確定者が客としてコロナに感染したのではなく、他の警備員との接触で感染したという事実が知られると、非難が殺到した。

州政府や市民らは激しい憤りをぶちまけ、当局は該当ピザ店への市民らの報復を懸念し、警察を動員するほどになった。。

マーシャル州首相は「イチ個人の利己的な行動により私たち州全体が非常に困難な状況に置かれることになった」と非難。州政府は当初、6日間実施することにしていた封鎖令を短縮し、3日後の21日には解除されたが、すでに100万人を超える市民が不便や経済的被害を受けた後だった。

何故男性はピザで働いていたことを隠し客としてピザ屋に訪れたと嘘をついたのかは謎のままである。