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アルコールが無い! 代わりに手の消毒薬を飲んでしまったロシア人が大惨事





ロシアの東の村で住民7人がメタノール成分が多量に含まれている手の洗浄剤を飲んだ人達が死亡するという事故が起きた。

ロシア官営タス通信など地元メディアによると、18日、タチンスキー地域のトムトール村の住民9人はとある家でで5リットルの手の洗浄剤を酒の代わりに飲んだ。

手洗浄剤を飲んだ直後から現在まで、40代女性を含め9人中7人が死亡し、残りの2人も同様に、現在は意識がない状態。

彼らが飲んだ手の洗浄剤は近くの店で買っていたことが確認されている。

ロシア保健衛生当局は該当する手洗浄剤メーカーの製品販売を制限し、住民に手洗浄剤を飲まないよう警告。
メチルアルコールとも呼ばれるメタノールを飲む場合は神経系に作用し、最悪死に至る毒性物質だ。

問題になった手洗浄剤の成分分析結果、メタノール含有量が69%に達したという。

米国でも手洗浄剤の服用事故が起きているが、米疾病統制予防センターはアリゾナとニューメキシコ州の病院の資料を分析した結果、メタノールが含まれた手洗浄剤を服用した15人が病院に入院し、このうち4人が死亡したと発表。