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ラッコが貝ではなくサメを捕食する貴重な場面が目撃される





ラッコと言えばお腹の上で貝を砕く愛らしい生き物。もの凄い速さで貝をカンカンカンカンと砕くことで有名だ。

しかしそんなラッコがサメを捕食しようとしていたというから驚きだ。

カリフォルニア州モロベイ沖で野生のラッコ一匹がサメをお腹に抱いて泳いでいたところを多くの人に目撃された。このときのラッコの体長は0.9メートルほどでネコザメを自分のお腹にのせてたまま泳いでいた。

ラッコは捕獲したサメを食べようとしているのか、またはかかえて気分を満喫しているかどうか不明だが、このような姿が報告されたことは今までなかった。

カリフォルニア魚類野生動物保護局(CDFW)のマイケル・D.ハリスは「ラッコがエイのような大きな水中動物を捕獲したという報告は以前にもあったが、サメは初めて」と説明した。

今回サメを抱いていたラッコは成熟期の雌であることが伝えられた。したがって食欲が旺盛でサメが味があるかなどを調べるための試食したものと推測されている。しかし、ラッコは、一般的に貝や甲殻類や無脊椎動物などを主に食べ、このような光景は、極めて珍しい。


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