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中国政府 アリババ創業者ジャック・マー関連の報道規制 中共「許可なくこれ以上報道をしたり分析するな」





中国最大の企業アリババの創業者ジャック・マー(馬雲/マーウィン)に連日圧力をかけている中国政府は、自国のメディアに「アリババ関連の報道を許可なく修正したりこれ以上の報道したり分析するな」という報道検閲を下したことが分かった。

中国メディアは先月末、アリババグループに対する当局の反独占調査と関連した報道指針を政府から受けたという。

同中国メディアは「アリババ側がどのような立場の文を出してもこれを報道しない」、「外国マスコミの報道と分析などを引用しない」などの内容が指針に含まれたと報じた。

中国当局の今回のアリババ関連報道指針は、ジャック・マーの影響力が大きくなる前に手なずけるための措置とみられる。バークレー情報大学の研究員は「今回の指針は厳格で異例的」と評価した。彼は「習近平主席が神経を刺激した演説をしたためだけではない。ジャック・マーの投資は中国の最も影響力のある何人かの政治家と直接関連があるため、今回の事態が政治的背景を持っている」と述べた。

中国国営メディアのある関係者は「中国当局はジャック・マーを恐れている。ジャック・マーの規制批判などが自分たちへの挑戦だと考えている」と述べた。

ジャック・マーが公の場に姿を見せたのは、昨年10月23日に上海で開かれた「ワイタン金融サミット」演説が最後だった。
中国当局者らの前で「世の中に危険がない革新はない」「老人クラブ」と批判した直後に姿を消した。

またアリババ系列会社のアントグループも中国政府の圧力により上場が無期延期にされてしまった。

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