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【動画】村に迷ってやってきた絶滅危惧種のイルカ それを見つけた男らが棒や斧で袋だたきに → 無事逮捕





インドで何の罪も無いイルカが殺害される事件が起き、警察が捜査に乗り出した。

絶滅危惧種の「ガンジス川イルカ(カワイルカのインドでの呼び名)」が現地の男性らに無差別暴行を受け死亡した。

2020年12月31日、まさに大晦日の日、インドのウッタル・プラデーシュ州・シャルダ運河に小さなイルカが姿を見せた。
イルカは道(河)に迷い、近くに見えた人達が不思議だったのか近寄ってきた。

すると途端に近くにいた男性7人がイルカを見つけた途端に持っていた棒で無差別に攻撃。中には斧で体を叩き切る人までいた。

この暴行の様子はその場に居た市民らによって動画撮影され、血を流しながら死んでいく姿が確認できる。公開された映像では男性らは棒で殴られ苦しんでいるイルカを見て面白そうに笑いながら暴行を続けた。中には「今殴れ今!」と暴行をあおる音声も動画に入っていた。

これを見た多くのネットユーザーは激怒し多くの人が警察に通報。現地警察はあまりの通報の多さから、「絶滅危惧種」イルカを殺害した疑いで男性を3人逮捕し、事件の経緯を調べている。当該男性らは現地住民で19歳と20歳の青年であることが分かっており関与しているのは計7人だったという。

また、男性たちは野生動物保護法違反の疑いで処罰されるものとみられる。

犠牲になったイルカは「ガンジス川イルカ」で、主にガンジス川やインダス川などに生息し、イルカ数は800~1200頭程度と非常に少なく、1997年に世界自然保存連盟により絶滅危惧種に指定された。

イルカは迷って村まで来たのか、ただ単に遊びに来たのかは不明であるが、人に危害を加えた前例が無いという。

この動画は現在インドだけでなく、SNSで世界中に拡散しており今後問題になりそうだ。