中国広東省の幼稚園で、出された給食を食べない幼児らをしつけるために先生が無理矢理ご飯を与えるだけでなく、激辛チリソースを無理矢理食べさせていたことがわかった。
この一部始終の虐待は監視カメラに収められており、12日になるとこの映像がウェイボに拡散された。
映像を見ると園児らがお昼ご飯を食べている姿が映されているが、好き嫌いをする園児がトレイの中にあったおかずをスプーンでひっかき回しているのが確認出来る。ちゃんとご飯を食べずに遊んでいるのに気付いた先生が、園児に気づき無理矢理ご飯を食べさせようと口の中にご飯を押し込んでいる場面が確認出来る。
子供は後ろに仰け反り嫌がり、さらに激辛チリソースまで食べさせていた。チリソースを口の中に入れられて子供は発作を起こしたように机の上で横になり倒れている。
子供はその後病院に搬送され、現在も治療を受けている。子供の両親は幼児虐待で警察に通報。警察の調べで先生は「子供が好き嫌いをしてご飯を食べなかったので、早くご飯を食べさせるため、チリソースにご飯を混ぜて食べさせた」と釈明した。
また、普段生徒たちにたびたび給食時間にチリソースを与えることがあり、子どもたちが食べても害がなく、辛くないソースだったと供述した。
しかし、該当教師は幼稚園を解雇処分となったという。
この事件の映像を見た中国のネットユーザーは「とても衝撃的だ」、「いくら教育だとは言え、辛いソースを無理やり子供に食べさせていいわけがない」、「先生の資格が無い」などの反応を見せた。