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アイスクリーム屋がナッツは入って無いと嘘を言ったため9歳の女児が死亡 実際は5種のナッツてんこ盛りだった





イギリスで9歳の少女がアイスクリームを食べたばかりに死亡するという事件が起きた。

アイスクリームには毒が入っていたわけではなく、少女はナッツアレルギーだったのが原因。父親は普段から娘のアレルギーに悩んでおり、ナッツアレルギー、卵アレルギーに悩まされ外食する際はかなり慎重だったという。

この日も娘がアイスクリームを食べたいというので仕方なく買うことにしたが、父親は「ナッツは入ってないよね?」と3回もしつこく聞いたという。

アイスクリーム屋は「入って無い」と答えそれを信じて購入し娘に食べさせた。すると娘はその日の夕方にホテルで倒れてしまい、2日後に死亡した。

検査官は娘の死亡原因をアナフィラキシーショックと断定。アナフィラキシーは特定の物質に対して体が過敏反応を起こすことを意味する。少量でも食べなくても接触するだけで全身に症状が出るほどだ。代表的なもので、かゆみ、湿疹、呼吸困難、腹痛などがあり酷い場合は血圧が低下し失神し、最悪死亡に至る。

実際にこの9歳の女の子が食べたアイスクリームは、ピーナッツのほかにアーモンドなど5つのナッツ類がてんこ盛りだったという。

法廷に証人として出廷した子供病院側は「アレルギー患者は、アイスクリームをなめただけで十分致命的」と語った。