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音声SNS『クラブハウス』 利用者の情報が全て中国の企業に送られていたことが判明





スタンフォード・インターネット・オブザーバトリー(SIO)の最新調査で、『Clubhouse(クラブハウス)』入室中の各利用者のメタデータ情報が暗号化されない平文で中国、上海にあるAgora社に送られていることがわかった。

Agora社は動画・音声・ライブインタラクティブ配信プラットフォームで、シリコンバレーのサンタクララと中国上海にオフィスを構えている。

そもそも『Clubhouse』が中国のAgora社に情報を送ることになったのか? それはAgora社は動画・音声・ライブインタラクティブ配信プラットフォームで世界中の企業にAPIを提供しており、『Clubhouse』はそれを利用して設計されていた。
しかし『Clubhouse』側はそれを公表しておらず、またAPIの利用により情報がAgora社に筒抜けになるのではと指摘されている。

この会社に行くだけでなく最悪中国政府にも渡る可能性もあるという。

『Clubhouse』はこのAPIを使うことにより1週間で突貫でアプリを完成することが出来たという。

2月8日には中国国内で『Clubhouse』の利用が不可能となっており、その背景にはアプリ内で台湾や香港の政治問題、ウイグル自治区、チベット自治区などの人権問題が議論され、それを危惧した中国政府が規制するように『Clubhouse』側に求め、実際に規制された。

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