コロナ禍によりリモート作業が当たり前となってきている昨今、この度、株式会社No.1 、株式会社アレクソン、株式会社エヌ・ティ・ティピー・シーコミュニケーションズは、3 社による共同開発を行った中堅・中小企業向けの次世代型リモートワーク環境構築機器『Telework Station(テレワークステーション)』の発表会を4月2日に行った。
『Telework Station』は、日本で初めてWeb サーバ技術をテレワーク環境構築に転用することにより、低コスト・高セキュリティを実現しながら、ウェブブラウザのみでオフィス内の業務用パソコンへのアクセス・操作を可能にした機器。
使い方は実に簡単で『Telework Station』を会社に設置するだけ。固定IP化や別途サービスを契約する必要もない。
遠隔で社内PCの電源オン・オフも可能となっており、またタブレットPCからも接続が可能。
『Telework Station』は直感的かつ、簡単な設定と操作で利用可能なため、即日利用が可能。ネットワーク管理者はは不要。
主な製品ナインナップは「NA-TS100stdシリーズ」「NA-TS100proシリーズ」があり、それぞれ最大で接続できるPCの台数が10台と20台で異なる。
ライセンス期間はstdが5年で125万円、6年で130万円、7年135万円、proが5年で135万円、6年で140万円、7年で145万円となっている。
実際にこの日は体験することも出来たが、思った以上に簡単にログインしサクサクと動作していた。ブラウザ内にWindowsがあるという不思議な状態だが、全画面表示すればいつものWindowsと変わらず使うことができる。リモートならではの遅延もさほど気にならず、問題なく使えるレベルだった。
今後更に需要が増えるリモート作業。この『Telework Station』はかなり構築が楽だと言うことを謳っているので導入を検討してみてはどうだろうか。