2021年7月23日から開幕となっている東京五輪だが、そんな五輪に出場する選手らが最高のコンディションを整えるために泊まるのが選手村だ。
日本ではダンボール製のベッドが用意され、これに対しては日本でも議論が生じた。JOC側は十分な耐久性があると説明し200kgまで耐えられるとしていた。
しかしこのダンボールベッドでは最高のコンディションが得られないとして、一部の選手らは不満を漏らしている。中国代表の重量挙げ選手リーウェンウェン(李雯雯)は東京五輪に女子部門87kg級に出場する。彼女は月曜日に試合を控えているが、ダンボールベッドがいつ崩れるのかと不安で床で寝ているという。
リーウェンウェンの体重は約147kgあり、ダンボールベッドの最大200kgという負荷に耐えられないと自ら思ったようだ。
その様子が現地中国の新聞やネットニュースでも報道されるとダンボールベッドは瞬く間に中国でも議論となった。
アスリートファーストとはなんだったのだろうか……。
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