2018年にイギリスロンドンのサザビーズのオークションにて104万2000ポンド(1億5000万円)で落札された「ガール・ウィズ・バルーン(風船と少女)」。
しかし落札されたと同時に額縁に仕掛けられたシュレッダーが動きだし、絵が裁断されてしまったのだ。シュレッダーは途中で止まり絵は半分だけ裁断された状態になっている。
様々な憶測が飛び交い、サザビーズのオークション会場にバンクシー関係者がいて遠隔操作ボタンを押して落札を待ちシュレッダーのボタンを押したと見られている。裁断が中途半端だったのは計算だったのか設計ミスだったのかは定かではない。
9月14日にシュレッダーが掛けられた「風船と少女」が再度サザビーズオークションに出品されることが分かった。
予想落札額は400万~600万ポンド(約6億~9億円)と過去の落札額104万2000ポンドを遙かに超えるだろうという。
一時期はスイスのアーティスト、マスター・オブ・ミラーズ(Maître de Casson)がバンクシーじゃないかと噂が広がったが本人はこのことを否定しており、またバンクシーは1人じゃないことも判明している。
また日本の東京臨海新交通臨海線「ゆりかもめ」の日の出駅(港区)近くにある、都所有の防潮扉にバンクシーらしきネズミの絵が描かれていたのが2019年1月に発見され話題となったが、これはバンクシー公式サイトでもフェイク認定されていないため専門家の間でも本物だろうと言われている。
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